myc’s blog

オタクはどこにいってもオタク

ジャニーズからVTuberの世界へ ~ 葛葉 ソロイベ感想含む


ジャニーズのオタクだった私がにじさんじの沼に落ちた話をしようと思います。正直な事を書いているので、一部失言とも取られてしまいそうな気もしますが記憶としても残したいのでそこんとこ大目に見て欲しいです。




母親の影響もあり、私は小さな頃からジャニーズを見て育ちました。本当に小さな頃だったからオタクという感覚ではなかったけどカミセンが一世を風靡していた記憶がある。

当然母親もカミセンが好きで一緒に見ていたのでもはやこれは英才教育だったんだと思う。

学生時代もジャニオタとして過ごしていたので、自然と周りの友達もジャニオタやアイドルオタが多かった。2次元のオタクなどとはあまり接点もなかった……

学生時代、漫画は読んでいたけどアニメにハマることは無かったし正直あまり理解も出来なかった。兄がいたこともあって、見るアニメはスラムダンク名探偵コナン犬夜叉等の少年漫画原作ばかりだったこともある。

なのであまり関わっても来なかったし、2次元のオタの友達が居なかったから布教などされることもなかった。



ずっとそうやって生きて来たから一生交わることの無い世界だと思っていたのだけど……



世界が変わったのはコロナウイルスでのステイホーム期間。あんなに長い時間家に居たのも初めてだったかもしれない。私はコロナウイルスの出始め(2月~3月)に体調不良で3週間休養した。ベッドの中で出来ることは映像を見ることや漫画を読むことしか無かったのでその2つで療養期間を乗り切った。




呪術廻戦や鬼滅の刃という少年漫画にもハマった。周りにも鬼滅の刃にハマっていく大人たちが多く、布教を受けた。時間は有り余っていたので楽しく触れることが出来た。そこで初めて二次元のグッズを買うようになったし、2次元というものに抵抗が無くなっていた。緊急事態宣言が明けた時にはアニメイトなんかにも行ってみたり、コラボイベントがあったら足を運ぶようにもなった。


それと同時にYouTubeなども見るようになった。そして暇な時間にゲームをやる生活になった。PS4やSwitchをメインにプレイしていたけど、APEXには手を出せなかった。元々FPS系のゲームは好きだったんだけど、APEXは難しいと聞いていたから勇気がなかった(負けず嫌いなので)。当時の推しがAPEXをプレイしていて、APEXの大きなアジア大会の実況もしていたから完全に見る専になっていた。





そしてついに沼に足を踏み入れるきっかけがあった。



山田涼介くんのゲーム配信(´‘▽‘`)


ジャニーズのゲーム配信は今までなかったし、スタヌさんのことは名前だけ知っていたから興味本位で見始めた。


Stylishnoob さん

葛葉 さん

山田涼介 さん


のトリオでVCC参戦。


正直YouTubeでの大会配信を見るのは初めてだったのでとりあえず山田くんの声が聴ける『葛葉さんの配信』を見ることにした。

正直な話、ここで葛葉さんを始めて知った。登録者数が100万人近くいたし、何者?と疑問だった(笑)画面の右下に2次元のイケメンが居るチャンネル位に思っていた。(この表現はこれであっているのか?w)

見始めてから3人のやり取りにクスクス笑っている自分がいた。YouTube Premiumの住人なのでバックグラウンド再生にして、すぐに葛葉さんをググッた。(オタクすぐに調べがち) 

そうしたら、にじさんじ バーチャルライバーというものだった。



にじさんじ????


ん?コンビニの店内放送で聞いた事ある名前だ!!!!!え?にじさんじって『芸人』グループか何かだと思ってたけど違ったんだ?って無知だった私は思った(笑)←すみません



バーチャルライバー???ってなに?ってとこからのスタートだった。あー、初音ミク的な感じか?って自分の中で飲み込んだ。


気が付けば山田くんのいた3次会までぶっ通しで見てしまっていたのだけど、葛葉さんの煽りを聞きツボにハマっていた。

翌日からは葛葉さんの切り抜きというものを沢山みる暮らしが始まった(笑)

純粋に話す内容やトーク力、性格が好きだった。そこからかなかなや他のライバーさんにハマって行った。



この人たちは一体何者なんだろうと沢山調べた。調べて、見て沢山吸収して行った。

メン限があると言われたらすぐにメンバー登録したし、ファンクラブにも入った。根っからのオタクなので課金に躊躇はなかった。

毎日何時間も配信してる?え?どういうことなの?と思っていたのに気付けば毎日配信を見ていた(笑)


そこで見つけた1つの切り抜き動画。


沢山投げられていたスパチャの中に『小額でごめん』というものがあって、葛葉さんがそのコメントを拾っていた。


『なんで少ないとか思うわけ?本来YouTubeは無料コンテンツなんだから、お金払ってくれてる時点で有難いんだよ。そりゃ額が大きければ嬉しさに差は出るけど、感謝に差はない』


と力強く言っていて涙が出そうだった。

今まで多くの推しを作ってきたけど聞いた事のないような優しい暖かい言葉だった。

登録者数100万人がいる人でもこんなこと言える人居るんだ……って正直驚いた。他のライバーさんも赤スパが飛んだらお金は大切にしろって言っていたりで、金の亡者という勝手なイメージがスルッと消えた。


アイドルを推していると金を吸い取られているなと感じる事が多々あったし、ライブのチケットなんでこんな高いの?と思う時も何度かあった。だからこそ見てくれている人達に感謝の言葉を述べたり、日常的にありがとうと言っているライバーさん達に惹かれていった。


時に15時間ほどYouTubeを見ていたりもした。葛葉さんに出会ってからはYouTubeを開かない日はない。




若干の偏見があった私がここまでバーチャルライバーにハマると思っていなかった。友人にも同じことを言われた。食わず嫌いみたいな感じで、知らなかった世界があっても知ろうと思わなかった事に後悔した。もっとはやく出会いたかったなとさえ思った。



でも今はもう違う!!毎日仕事が終われば配信が待っている。今日はどのゲームなのかな、誰かとコラボかな?と毎日違うものを提供してくれる。


そして今日ネットチケットを買ってバースデーソロイベントを視聴した。


本音を言ってしまえば初めての世界なので最初の2曲はこれどうなってるの?3D?バーチャル?という不思議な気持ちになってしまってお歌には集中出来なかった。

でもとてもかっこよくて歌が上手だった。アイドルオタクをしてきたから数え切れないコンサートを見てきたけど、この構成は私も好きだと思えた。



デビュー発表のタイミングで自然と涙が出た。

コントレイルからのデビュー発表、決意の朝にはド新規な私でもわかるほどエモかった。

これ古参はどんな気持ちで聴いてるんだろう、、、きっと涙で視界が滲んでしまっているんだろうなとか。その時に葛葉さんはリスナーに寄り添った言葉を投げかけていた。


これが彼の魅力なんだと再確認出来た。


コロナ禍で沢山のライブ配信を見てきたけど、今日のライブが1番満足度が高かった。お金を払ったことに対して1ミリも後悔がなかったし、この値段でこの感動が得れるのか?とさえも思った。


メジャーデビューおめでとうございます。



3年という月日がどんなものだったのか私には分からない。(遡って見ることはできるけど、当時のリスナーがどんな気持ちだったのかは分からないので)


ただ、これから見ていく景色は一緒に見ていきたい!!!この人についていきたいと思える配信だった。





感動をありがとうございました。